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なぜピラティスで人生が変わるのか?徳島の女性が知るべき「心と体」の真実

突然ですが、あなたは今の自分の体と心に、100点満点を出せますか? 「20代の頃とは明らかに体型が変わった」「なんとなく疲れが取れない」「イライラして家族にあたってしまう」……。もしそう感じているなら、それはあなただけではありません。特に車社会である徳島では、日常的な運動量が極端に少なくなりがちです。

先日、ネット上で非常に興味深い記事を見つけました。

「ピラティスを1年間で365回受講したら、心身ともに健やかになった」という20代の方の体験談です。運動経験ゼロ、インドア派だった筆者が、ピラティスを通じて別人のようにポジティブになり、体型も劇的に変化したという記録。これは決して大げさな話ではありません。

私たち専門家から見ても、ピラティスには確かにそれだけのポテンシャルがあります。

しかし、ここで一つ、プロとしてお伝えしたい真実があります。 「人生を変えるために、年間365回もスタジオに通う必要はありません」

30代、40代、50代と年齢を重ね、仕事に家事に忙しい徳島の女性たちにとって、毎日ジムに通う時間は物理的に不可能です。では、どうすればいいのか? 重要なのは「回数」ではなく「質」です。そして、「正しい体の使い方」を知ることです。

本コラムでは、理学療法士の視点から、なぜピラティスがこれほどまでに心身を変える力を持つのか、そして忙しい大人の女性こそ「パーソナル」を選ぶべき理由を、徹底解説します。

ピラティスは「動く瞑想」。心が変わる科学的メカニズム

「運動で性格が変わるなんて、怪しい」 そう感じる方もいるかもしれません。元の記事の筆者も最初はそう疑っていました。しかし、ピラティスを続けるうちに「ストレスが減った」「集中力が増した」「前向きになった」と断言しています。

これは理学療法士の視点から見れば、決してスピリチュアルな現象ではなく、脳科学と生理学で説明できる現象です。

「内観」が脳を変える

ピラティスは単なる筋トレではありません。「背骨の一つ一つを動かす」「骨盤の傾きを感じる」「呼吸で肋骨を広げる」といった、非常に微細な感覚に集中します。これを「マインドフルムーブメント(動く瞑想)」と呼びます。

普段、私たちの脳は「今日の夕飯どうしよう」「あの仕事終わってない」といった雑念(DMN:デフォルト・モード・ネットワーク)で疲弊しています。ピラティス中、体の感覚だけに意識を集中させることで、脳の過剰なアイドリングが止まり、強制的に「今、ここ」に集中する状態が作られます。これが脳の疲労回復につながり、結果として思考がクリアになるのです。

自律神経のチューニング

特に30代後半〜50代の女性は、ホルモンバランスの乱れから自律神経が不安定になりがちです。ピラティスで行う「胸式ラテラル呼吸」は、交感神経と副交感神経のスイッチを意図的に切り替えるトレーニングでもあります。 背骨の周りには自律神経が通っています。背骨を流動的に動かすことで物理的に神経系へアプローチし、乱れた自律神経を整える。これが「ピラティス後に頭がスッキリする」「よく眠れるようになる」医学的な理由です。

姿勢が整えば、代謝は勝手に上がる

多くの女性がダイエットのために「食事制限」や「激しい有酸素運動」を始めますが、土台である「骨格」が歪んだままでは、美しいラインは作れません。

  • 骨盤の歪み: ポッコリお腹の原因。
  • 猫背・巻き肩: 二の腕のたるみ、バスト位置の低下の原因。
  • 股関節の硬さ: 太ももの張り、ヒップの垂れの原因。

ピラティスは、これら骨格の歪みを修正し、インナーマッスル(深層筋)を活性化させます。理学療法士として断言しますが、「正しい姿勢でいること」こそが、最も効率の良いエネルギー消費活動です。

骨格が整うと、内臓が正しい位置に戻り、消化吸収機能が向上します。また、呼吸が深くなることで基礎代謝が上がります。結果として、「特別な食事制限をしていないのに、なぜか痩せていく」「ズボンのサイズが2つ下がった」という現象が起きるのです。

「自己流」の限界と「専門家」の必要性

元の記事の筆者は、最初の1ヶ月で26回、年間365回という驚異的な頻度で通いました。そして重要なことに、途中で「プライベートレッスン」の重要性に気づいています。

「グループレッスンだと、形を真似るだけになってしまっていた。プライベートでないと身体の使い方を細かく伝えられない」

これこそが核心です。 ピラティスは「正確さ(Precision)」が命です。例えば「骨盤をニュートラルにする」という指示一つでも、骨格には個人差があり、自分一人で正解にたどり着くのは至難の業です。間違ったフォームで何百回動いても、効果が出ないばかりか、腰痛や肩こりを悪化させるリスクさえあります。

特に、運動経験の少ない方や、体に不調(腰痛、肩こり)を抱えている方ほど、最初は「マンツーマン」で、しかも体の構造を熟知した「理学療法士」に見てもらうことが、最短ルートでの改善につながります。

年間365回通う根性は素晴らしいですが、Relizeが提供するのは「週1回でも確実に身体が変わる、医学的根拠に基づいた効率性」です。

徳島の女性の体は「車」で壊れる?理学療法士が教える「最短ルート」の選び方

私たちのスタジオがある徳島市。美しい川と自然に囲まれた素晴らしい街ですが、ボディメイクの観点からは非常に深刻な「ある問題」を抱えています。 それは、極度の「車社会」です。

都心部の方であれば、通勤や買い物で1日1万歩近く歩くことも珍しくありませんが、徳島では「ドア・ツー・ドア」が基本です。スーパーの駐車場でも、できるだけ入り口に近い場所に停めたいと思うのが人情でしょう。その結果、1日の歩数が2,000歩にも満たない女性が非常に多いのが現実です。

理学療法士として警鐘を鳴らしたいのは、単に「カロリーが消費されない」ことだけではありません。 座りっぱなしの姿勢(運転姿勢)が続くことで、股関節が屈曲した状態で固まり、お尻の筋肉(大殿筋)が機能不全に陥る「殿筋健忘症(Gluteal Amnesia)」のリスクが高まることです。

  • お尻が垂れる、横に広がる
  • 反り腰になり、慢性的な腰痛がある
  • 太ももの前側だけがパンパンに張る

これらは、年齢のせいではなく、徳島特有のライフスタイルによる「体の使い方の癖」が原因です。この状態で、自己流のスクワットやYouTubeを見よう見まねのピラティスを行っても、残念ながら効果は出にくいどころか、使いすぎている太ももをさらに太くしてしまう可能性があります。

なぜ「理学療法士」のピラティスなのか?

近年、ピラティススタジオは増えていますが、指導者のバックグラウンドは様々です。その中で、私たちRelizeが「理学療法士(国家資格保有者)」による指導にこだわる理由をお話しします。

一般的なインストラクター資格は、数日〜数ヶ月の講習で取得できるものもあります。彼らは「エクササイズの形(振り付け)」を教えるプロです。 一方、理学療法士は、3年以上の専門教育を受け、解剖学・生理学・運動学を徹底的に学び、病院や施設で何千人もの患者様のリハビリを担当してきた「身体機能改善」のプロです。

「できない理由」を解剖学で解明する

グループレッスンで「背骨を一本ずつ動かして(ロールアップ)」と言われた時、どうしても腰がガチッと固まって起き上がれないことがあります。 一般的な指導では「腹筋が足りないですね、頑張りましょう」で終わるかもしれません。 しかし、私たち理学療法士は違います。「腹筋が弱い」のではなく、「胸椎(背骨の上部)が固まっているから、代償動作として腰が動かない」のか、それとも「股関節のインナーマッスルが機能していない」のか、その原因を瞬時に見抜きます。

原因が違えば、やるべきアプローチも全く異なります。最短で体を変えるには、この「医学的根拠に基づいた診断」が不可欠なのです。

「怪我をさせない」絶対的な安心感

元の記事でも触れられていましたが、間違った体の使い方で運動を続けると、関節を痛めるリスクがあります。特に40代・50代の女性は、関節や腱の柔軟性が変化する時期です。 理学療法士は、骨の変形や過去の怪我の影響、痛みのメカニズムを熟知しています。「膝が痛いから運動は怖い」という方にこそ、痛みを出さない安全な可動域を見極め、痛みの根本原因(例えば足首の硬さなど)を取り除くリハビリ要素を含んだピラティスを提供できます。

「365回」ではなく「10回」で変わるために

Relizeが提供する「完全パーソナルレッスン」は、この「30回」の効果を、より早く、より確実に実感していただくために設計されています。 理学療法士がマンツーマンで、あなたの呼吸一つ、足の指の動き一つまでコントロールします。あなたの癖をミリ単位で修正するため、1回のレッスン(60分)の情報密度がグループレッスンとは桁違いです。

「なんとなく真似して動く60分」と、「自分の体に最適な修正を受け続ける60分」。 1年後の結果に雲泥の差がつくのは明らかです。

根本改善:マッサージに行かなくなる体へ

多くの女性が、肩こりや腰痛を感じるとマッサージや整体に行きます。しかし、数日経てばまた元通り……という経験はありませんか? それは「対症療法」であり、根本的な原因である「姿勢」や「動作」が変わっていないからです。

Relizeのコンセプトは「根本改善」です。 ピラティスを通して、自分自身の筋肉で骨格を支えられるようになれば、マッサージに通う必要はなくなります。整体に使っていた月1〜2万円のお金と時間を、自分自身を美しく磨き上げる「攻めの投資」に回すことができるのです。

よくある質問

Q運動神経ゼロで、身体もガチガチに硬いですが大丈夫ですか?
A

むしろ、そういう方にこそ来てほしいです! 身体が柔らかく運動が得意な人は、ジムでも勝手に効果を出せます。Relizeのマシンピラティスは、身体が硬い人が「無理なくストレッチされながら鍛えられる」ように設計されています。「自分では何もできない」という状態でも、マシンに身を任せれば大丈夫です。

Q服装はピタッとしたウェアじゃないとダメですか?
A

TシャツとジャージでOKです! インスタグラムで見るような、お腹が出るウェアを着る必要はありません。動きやすい服装であれば、ユニクロやGUのTシャツ・スウェットで十分です。靴も不要(靴下着用)なので、荷物も少なく済みます。

Q駐車場はありますか?
A

もちろん完備しています。 徳島市内のスタジオですが、店舗前に専用駐車場をご用意しています。

Q若い人ばかりで浮きませんか?
A

30代〜50代以上の方も多く通われています。 「ダイエット」だけでなく「健康維持」「リハビリ後の調整」「ゴルフのパフォーマンスアップ」など、目的は様々です。外から見えないレイアウトですので、他人の目は気になりません。

ビフォーアフター・口コミ

徳島で始めるなら──Pilates&Conditioning Relize

  • 住所:徳島県徳島市福島2丁目2−4 山内ビル1F
  • 営業時間:9:00〜21:00(最終受付20:00)
  • アクセス:JR徳島駅から車7分/無料P2台/自転車置き場あり
  • 体験料金:通常6,000円→ 12月・1月・2月限定4,980円
  • 特徴:理学療法士が姿勢・動作を分析し、パーソナルメニューを提案

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寄稿者

森本 綾那

森本 綾那

ピラティスインストラクター / 理学療法士

理学療法士として13年間勤務し、医療現場でのピラティスアプローチや産前・産後の骨盤ケアに関心を持ち、2018年にピラティスインストラクターを取得。7年の施術経験を活かし、細やかな気配りと丁寧な指導で、お客様一人ひとりに寄り添います。特に、確実に成果を出したい女性におすすめ!姿勢や体の使い方を細かくチェックし、無理なく理想の状態へ導くレッスンが好評です。産前・産後のケアはもちろん、肩こり・腰痛などの慢性的な不調の改善もサポートします。