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【徳島/変形性股関節症】股関節の手術後、歩き方に違和感はありませんか?リハビリ難民にならないための体幹コンディショニング

【徳島/変形性股関節症】股関節の手術後、歩き方に違和感はありませんか?リハビリ難民にならないための体幹コンディショニング

「最近、鏡に映る自分の姿を見るのが憂鬱になった」「昔に比べて、背中が丸まり、お尻が下がってきた気がする」「運動しなきゃと思っているけれど、スポーツジムは敷居が高いし、続かない」──そんなお悩みを抱えていませんか?

徳島の美しい新町川沿いや、緑豊かな眉山のふもとを、自分の足で気持ちよく歩きたい。そんな願いを込めて、股関節の手術を決断される方は少なくありません。

人工股関節全置換術(THA)は、変形性股関節症などによる痛みを和らげ、歩行や日常生活の改善を目指す代表的な手術です。実際に、術後は痛みが軽くなり、動きやすさを実感される方も多くおられます。

それでも、退院して日常生活に戻り、少し時間がたった頃に、別の悩みにぶつかることがあります。

「痛みは減ったのに、なぜかうまく歩けない」
「鏡で見ると、歩き方が左右に揺れて見える」
「手術した足に、まだ体重を乗せるのが怖い」

医師からは「手術は順調です」と言われ、リハビリでも「筋力は戻ってきていますね」と励まされる。それなのに、自分では以前のような自然な歩き方に戻れていない気がする。このギャップに、不安を抱える方は少なくありません。

実は、手術で関節そのものが整っても、長い間の痛みで身についた歩き方のクセや、体の使い方まですぐに変わるわけではありません。関節がよくなっても、脳と体が覚えている「かばう動き」は、そのまま残ることがあるのです。

手術後に起こりやすい「歩き方の違和感」

股関節の手術後によく聞かれる悩みの一つが、「痛みは減ったのに歩き方がしっくりこない」という感覚です。これは珍しいことではありません。

歩くという動作は、足だけで行う単純な運動ではありません。着地の位置、重心移動、骨盤の安定、上半身との連動など、全身が協力してはじめてスムーズな歩行になります。つまり、股関節の状態が改善しても、全身の連動が整っていなければ、歩き方には違和感が残りやすいのです。

特に、手術前に長く痛みを我慢していた方ほど、「痛くないように歩くクセ」が体に深く残っています。例えば、骨盤を大きく横に振る、上半身を左右に傾ける、無意識に反対側へ逃げるように体重を移す、といった代償動作です。

このようなクセが残ったままでは、筋力が戻ってきても、歩き方まで自然に整うとは限りません。だからこそ、術後は「筋肉をつけること」だけでなく、「どう動くか」を見直す視点が大切になります。

知っておきたい「150日の壁」

股関節の手術後に不安が残りやすい理由の一つに、保険診療で行う運動器リハビリテーションには、標準的な算定日数の目安があることが挙げられます。一般に、発症や手術から150日以内が一つの目安です。

ただし、ここで大切なのは、150日を過ぎたら一切リハビリができなくなる、という意味ではないことです。病状や必要性によって継続できる場合もありますが、以前と同じ形で長く個別リハビリを受け続けるのが難しくなるケースは少なくありません。

そのため、

「まだ歩き方に自信がないのに、通院リハビリの区切りが見えてきた」
「自主トレを続けてと言われたけれど、自分に合っているのか分からない」

と感じる方が出てきます。こうした状態は、いわゆる「リハビリ難民」と表現されることもあります。

股関節の手術後に本当に目指したいのは、ただ歩けることだけではありません。無理なく、安定して、体に余計な負担をかけずに歩けることです。ここに、術後ケアの難しさがあります。

なぜ足の筋トレだけでは足りないのか

病院でのリハビリでは、筋力回復や可動域の改善が重要な柱になります。お尻の筋肉や太ももの筋肉を鍛えることは、もちろん欠かせません。体を支える力がなければ、安定した歩行は難しいからです。

しかし、「筋力がついたこと」と「きれいに歩けること」は同じではありません。

歩行は、筋力だけで決まるものではなく、タイミングよく筋肉が働くこと、重心をうまく移せること、骨盤がぐらつかないことがそろってはじめて整います。術後の方が歩くたびに体を左右へ揺らしてしまう場合、股関節まわりの筋力だけでなく、骨盤の安定性や体幹との連動が影響していることもあります。

歩くときに骨盤が落ちたり、上半身が大きく傾いたりする歩き方は、一般にトレンデレンブルグ歩行やデュシャンヌ歩行と呼ばれることがあります。こうした歩き方には、中殿筋など股関節外転筋の働きに加えて、体幹の安定や体の使い方全体が関わります。

だからこそ、足の筋トレだけを頑張るのではなく、「全身の協調」を取り戻すことが大切になるのです。

股関節の土台は体幹にある

「股関節の手術をしたのに、なぜお腹や体幹が大事なの?」と思われるかもしれません。

股関節は、骨盤と太ももの骨でできている関節です。つまり、骨盤が不安定だと、その下にある股関節にも余計な負担がかかりやすくなります。どれほど手術で関節の状態が整っても、その土台である骨盤や体幹がぐらついていれば、動きは不安定になりやすいのです。

歩行中、片足で立つ瞬間には、股関節まわりの筋肉だけでなく、体幹も一緒に働いて骨盤を支えています。この連動がうまくいかないと、手術した側に体重を乗せるのが不安になり、結果として歩き方がぎこちなくなってしまいます。

つまり術後に必要なのは、「股関節だけを鍛える」ことではなく、体幹を含めた全身で股関節を支えられるようにすることなのです。

ピラティスが術後ケアに向いている理由

そこで私たち「ピラティス&コンディショニング Relize」が提案しているのが、マシンピラティスを活用したコンディショニングです。

ピラティスというと、「若い人が美容のためにする運動」「体が柔らかい人向け」と思われることがあります。けれど実際には、呼吸や姿勢、体幹の安定、関節のコントロールを大切にする運動法として、さまざまな現場で活用されています。

股関節の手術後において、ピラティス的なアプローチには大きく3つの良さがあります。

1. 負荷を調整しながら動きを練習しやすい

立った状態でいきなり歩く練習をすると、どうしても手術した足に体重をかけるのが怖くなりがちです。専用マシンを使えば、寝た姿勢や座った姿勢など比較的安心できる状態で、負荷を調整しながら足を動かす練習がしやすくなります。

「このくらいなら乗せても大丈夫そう」と感じられることは、次の段階へ進むうえで大きな助けになります。

2. 体の感覚を取り戻しやすい

手術前後を通して長くかばってきた筋肉は、うまく使えていないことがあります。ピラティスでは、ただ回数をこなすのではなく、「骨盤は今どこにあるか」「股関節はどう動いているか」を感じながら動くことを大切にします。

これは単なる筋トレではなく、体の感覚を取り戻す練習です。こうした積み重ねが、歩くときの安定感につながっていきます。

3. 股関節だけでなく全身を一緒に整えられる

股関節の動きは、背骨の硬さ、足首の柔軟性、呼吸の浅さなどの影響も受けます。股関節だけを見ていては、根本の原因にたどり着けないこともあります。

全身を見ながら整えていくことで、股関節だけに負担が集中しにくくなり、より自然な動きに近づきやすくなります。

「動かすのが怖い」を自信に変える

術後の方のなかには、「また痛くなったらどうしよう」「脱臼したら怖い」と感じる方も少なくありません。こうした動作への恐怖心は、歩き方を慎重にしすぎてしまう原因になります。

もちろん、術後の注意点はとても大切です。特に手術方法や時期によって避けるべき動きが異なるため、運動内容は主治医の指示を確認する必要があります。そのうえで、安全な範囲の中で少しずつ「動いても大丈夫」という感覚を育てていくことが重要です。

セッションの中で、

「今の動きなら無理がない」
「お腹が入ると、足が前に出しやすい」
「手術した側にも思ったより体重を乗せられる」

といった実感が得られると、不安は少しずつ和らいでいきます。術後の体には、筋力だけでなく、自分の体を信じられる感覚も必要なのです。

「治療」から「整える」へ

病院でのリハビリが終わることは、本来は大きな節目です。けれど実際には、「ここから先はどうすればいいのだろう」と迷う方も多くいます。

病院のリハビリは、日常生活に必要な基本機能を取り戻すための大切な治療です。一方で、その先にあるのは、「もっと快適に歩きたい」「疲れにくい体をつくりたい」「趣味や外出を楽しみたい」という段階です。

買い物で荷物を持って歩く。孫と一緒に散歩する。阿波踊りの時期に人混みの中を移動する。こうした日常の場面では、リハビリ室の平らな床での練習とはまた違う、しなやかさや安定感が求められます。

そこで必要になるのが、「リハビリ」から「コンディショニング」への視点の切り替えです。

コンディショニングとは、ただ筋力をつけることではありません。その日の体調や体のクセに気づき、動きの質を少しずつ高めていくことです。自分の体を、自分で整えられる状態に近づけていくこととも言えます。

Relizeが大切にしていること

私たち「Relize(リライズ)」には、股関節の手術後に歩き方の違和感を何とかしたい、もっと安心して動けるようになりたい、という思いを持つ方が来られます。

セッションではまず、「今、体がどう動いているか」を丁寧に見ていきます。

確認している主なポイント

  • 足首の硬さが股関節の動きを邪魔していないか
  • 呼吸が浅く、体幹が働きにくくなっていないか
  • 手術した足を守ろうとして、反対側の腰や膝に負担が偏っていないか

こうした細かなズレは、自分一人では気づきにくいものです。マシンのサポートを使いながら、無理の少ない形で動きを練習していくことで、「こう動くと楽だ」「この使い方なら安定する」という感覚を見つけやすくなります。

重力の影響を減らした姿勢で関節を動かせると、術後でこわばっていた部位も動かしやすく感じられることがあります。その感覚を積み重ねていくことが、立ったときや歩いたときの軽さにつながっていきます。

再び「歩くこと」が楽しみになるために

股関節の手術を乗り越えたあなたは、すでに大きな一歩を踏み出しています。だからこそ、「痛みが減ったから終わり」ではなく、その先の歩きやすさまで大切にしてほしいのです。

想像してみてください。

左右に大きく揺れず、背筋を伸ばして歩ける自分の姿を。
坂道の多い徳島の街でも、一歩ずつ安心して進める感覚を。
「歩き方がきれいになったね」と家族や友人に声をかけられるうれしさを。

体は、年齢にかかわらず、適切な方法で少しずつ変化を目指すことができます。必要なのは、無理に鍛えることではなく、自分の体に合った方法で丁寧に整えていく時間です。

もし今、「病院のリハビリが終わりそうで不安」「歩き方にまだ自信がない」と感じているなら、一人で抱え込まないでください。

股関節の手術は、人生の終わりではなく、新しい歩みの始まりです。違和感という体からのサインを見過ごさず、一度立ち止まって、自分の体と向き合う時間を作ってみませんか。

あなたのこれからの一歩が、より軽やかで、自信の持てるものになるよう、私たちは全力でサポートしていきます。

よくある質問

Q手術後どのくらいからピラティスを始められますか?
A

術後の経過や主治医の方針によって異なりますが、一般的には退院後、日常生活動作が安定してきた段階でご相談いただくケースが多いです。必ず主治医の許可を得たうえでお越しください。初回セッションでは、現在の体の状態を丁寧に評価し、無理のない範囲からスタートします。

Q病院のリハビリと並行して通っても大丈夫ですか?
A

はい、並行して通われている方もいらっしゃいます。病院でのリハビリ内容と重複しないよう、セッション内容を調整いたします。担当の理学療法士やドクターにもご相談のうえ、お気軽にお問い合わせください。

Q痛みがまだ少し残っていますが、運動しても大丈夫ですか?
A

痛みの種類や程度を確認したうえで、負担のかからない動きから始めます。Relizeのインストラクターは理学療法士の資格を持っておりますので、医学的な視点から安全に配慮したメニューをご提案します。無理に動かすことはありませんのでご安心ください。

Q駐車場はありますか?
A

もちろん完備しています。店舗前に専用駐車場をご用意しています。

ビフォーアフター・口コミ

徳島で始めるなら──Pilates&Conditioning Relize

  • 住所:徳島県徳島市福島2丁目2−4 山内ビル1F
  • 営業時間:9:00〜21:00(最終受付20:00)
  • アクセス:JR徳島駅から車7分/無料P2台/自転車置き場あり
  • 特徴:理学療法士が姿勢・動作を分析し、パーソナルメニューを提案

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寄稿者

森本 綾那

森本 綾那

ピラティスインストラクター / 理学療法士

理学療法士として13年間勤務し、医療現場でのピラティスアプローチや産前・産後の骨盤ケアに関心を持ち、2018年にピラティスインストラクターを取得。7年の施術経験を活かし、細やかな気配りと丁寧な指導で、お客様一人ひとりに寄り添います。特に、確実に成果を出したい女性におすすめ!姿勢や体の使い方を細かくチェックし、無理なく理想の状態へ導くレッスンが好評です。産前・産後のケアはもちろん、肩こり・腰痛などの慢性的な不調の改善もサポートします。

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