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徳島のシフト勤務者へ|睡眠リズムを整えるRelize式ピラティス

徳島でシフト勤務を続けている多くの方が、慢性的な疲労や睡眠の乱れに悩まされています。
夜勤・早朝勤務・不定期な休みは、体内時計のリズムを崩し、自律神経の働きを不安定にします。その結果、寝つきが悪くなり、朝起きても疲れが取れない――そう感じる方は少なくありません。

このような不調を根本から整えるために、今注目されているのが「ピラティス」です。
Relize式ピラティスでは、呼吸と姿勢のコントロールによって、自律神経のバランスを取り戻し、体の内側から睡眠の質を改善します。

シフト勤務がもたらす体と心の負担

シフト勤務は、医療・介護・工場・サービス業など、現代社会を支える働き方の一つです。しかし、その反面で、体調管理の難しさが常に付きまといます。徳島でも夜勤シフトを含む職場が増え、働き方が多様化する一方で「疲れが取れない」「眠れない」「集中力が続かない」といった声が多く聞かれます。

不規則な勤務が続くと、私たちの体は次のような変化を起こします。

  • 睡眠ホルモン(メラトニン)の分泌リズムが崩れる。
  • 自律神経が緊張状態になり、交感神経が優位になる。
  • 消化・代謝機能が低下し、疲労が抜けにくくなる。

このような状態では、休んでも体が回復しにくく、仕事のパフォーマンスにも影響します。
Relizeでは、ピラティスを通じて「夜勤明けでも整う体」をつくることを目指しています。

ピラティスが睡眠を整える理由

ピラティスは単なる運動ではなく、呼吸・姿勢・意識を一体化させるトレーニングです。特に睡眠に関して、次の3つの効果が科学的に確認されています。

深い呼吸で副交感神経を活性化

ピラティスの基本となる「胸式呼吸」は、肋骨の動きを意識しながら胸と腹を交互に広げていく呼吸法です。
息を吸うときに肋骨を横へ広げ、吐くときにゆっくり閉じる。この動作で横隔膜が大きく上下し、内臓をやさしく刺激します。
横隔膜が動くと、副交感神経が反応して心拍が落ち着き、血圧が安定。心拍変動(HRV)が高まり、脳は「休息モード」に入ります。
夜勤明けなど神経が高ぶった状態でも、この呼吸を3分行うだけで脳波が安静化し、自然な眠気を誘導します。

インナーマッスルの調整で姿勢改善

ピラティスでは、腹横筋・多裂筋・骨盤底筋といった深層筋(インナーマッスル)を呼吸と連動させて動かします。
これらの筋肉が正しく働くと、背骨が安定し、胸郭が開きやすくなります。姿勢が整うことで首・肩の筋緊張が緩み、睡眠中の血流がスムーズになります。
また、猫背姿勢や巻き肩が改善されると、呼吸が深くなり、酸素摂取量が増える。結果として脳への酸素供給が向上し、浅い眠りから深いノンレム睡眠へ移行しやすくなります。

マインドフルネス効果で思考を静める

ピラティスの動作は「体のどこをどう動かすか」を意識しながら進めます。
たとえば骨盤の傾きや呼吸のリズムに集中することで、思考が今の動きに留まり、過去や未来への不安が薄れます。

この集中状態はマインドフルネス(今ここへの意識)に近く、ストレスホルモンであるコルチゾールを下げる効果が確認されています。
夜勤のストレスや翌日の準備で頭が冴えてしまう人でも、ピラティス中の「動く瞑想」で思考が整理され、寝る前に自然と心が静まります。

夜勤後におすすめの3分ピラティス

Relizeが推奨する「夜勤明けの3分ピラティス」は、布団の上でできるほどシンプルです。

① 仰向けで寝て、鼻から4秒吸い、口から6秒吐く。
② 吐くときに「背中が床に沈む」感覚を意識する。
③ 呼吸に合わせて骨盤をゆっくり前後に傾ける。

この動作を5呼吸繰り返すだけで、交感神経の緊張が緩み、血圧が下がり始めます。脳の覚醒が落ち着き、深い睡眠へ移行しやすくなります。
Relizeでは、この呼吸法を基盤にしたオリジナルメソッドを指導しており、夜勤後の疲労回復を最短化することを目的としています。

ピラティスで整える自律神経のリズム

自律神経は、体温・心拍・血圧・ホルモン分泌などを自動でコントロールする仕組みです。
シフト勤務のように昼夜のリズムが乱れると、この神経系が混乱し、睡眠の質や消化、集中力まで影響を及ぼします。
Relize式ピラティスでは、この自律神経の「切り替え」を整えることを中心に据えています。

人の体は日中に交感神経が優位になり、夜になると副交感神経が働きます。
しかし夜勤ではそのリズムが反転し、体が“昼と夜を間違える”状態になります。
Relizeでは、ピラティス中の呼吸リズムと筋肉の動きで、交感・副交感のバランスを意図的にリセットします。

たとえば「吸うときに体幹を広げ、吐くときに背中を沈める」という基本動作。
これを5分繰り返すことで、心拍数が徐々に落ち着き、体温もわずかに下がります。これは入眠時の体内変化と同じ生理反応です。
つまり、ピラティスは“人工的に夜の状態をつくる”調整法と言えます。

体内時計と睡眠ホルモンの整え方

人の体には「概日リズム」と呼ばれる約24時間周期の体内時計があります。
光・食事・運動の3要素で調整されますが、夜勤ではこれらが乱れやすい。
Relizeでは、そのうち“運動”を軸にした再同期(リセット)を行います。

ピラティスの呼吸と動作で深部体温を一時的に上げ、その後の自然な下降を促す。
体温が下がる過程で、脳から睡眠ホルモンであるメラトニンが分泌され、眠気が訪れます。
つまり、就寝前に軽いピラティスを行うことが、夜勤後の「眠れない」を「眠れる」に変える直接的な鍵となります。

さらにRelizeでは、レッスン時間を朝・夜勤明け・夕方と個別調整。
体温とホルモンのリズムに合わせた最適なタイミングで、ピラティスを生活の中に取り入れられるよう設計しています。

Relize式ピラティスの特徴

徳島でシフト勤務を続ける方にとって、仕事後の疲労回復と睡眠リズムの安定は最大の課題です。
Relizeでは、単なる「運動指導」ではなく、理学療法とピラティスを融合させた“回復型トレーニング”として指導を行っています。
夜勤・日勤・早番といった不規則な生活を前提に、体・神経・環境の3方向から整えるのがRelize式ピラティスの大きな特徴です。
それぞれの仕組みを以下に解説します。

理学療法士による身体評価

徳島のRelizeでは、理学療法士資格を持つスタッフが姿勢・筋バランス・呼吸の癖を分析します。
一般的なピラティススタジオでは見落とされやすい「肩甲骨の動き」「骨盤の傾き」「胸郭の広がり」を詳細にチェック。

不眠や疲労の原因が、実は姿勢の歪みや呼吸制限にある場合、それを修正するメニューを作成します。
この評価によって、睡眠の質を下げている身体の“根本要因”を特定できるため、単なるストレッチでは得られない持続効果が期待できます。

個別カスタマイズ制

夜勤や早朝勤務など、勤務時間が一定でない方には、固定メニューではなく「時間帯別プログラム」を提案。

  • 夜勤前→神経を活性化させる軽運動(交感神経を高める)
  • 夜勤後→呼吸中心のリラックス調整(副交感神経を高める)

このように、同じピラティスでも目的に応じて内容を切り替えます。
Relizeでは、この柔軟な対応こそが「継続できるピラティス」の鍵と考えています。
不規則勤務の中でも無理なく続けられる仕組みが、徳島の働く世代から高い評価を得ています。

環境デザイン

徳島市内のスタジオは、白と木目を基調にした静かな空間で、照明の色温度も夕方の自然光に合わせています。

この照明設計が、視覚的にも副交感神経を優位にし、心拍を下げる役割を果たします。
呼吸音や動作のテンポが外乱に左右されないよう、BGMや音響も低周波域で統一。

五感すべてを使って「休息に入る準備」を促すことがRelize式の特徴です。
この空間設計そのものが“自律神経のスイッチを切り替える装置”として機能しており、仕事モードから休息モードへの移行を自然に導きます。

ピラティスを生活に根づかせるために

シフト勤務の方にとって、健康維持は「特別な時間を作ること」ではなく、「生活の中に整える動きを持つこと」です。

Relizeでは、ピラティスを“働く体を支える生活習慣”として位置づけています。夜勤や早番など不規則な勤務が続くほど、体のリズムは意識的な調整を必要とします。

たとえ1日5分でも、呼吸と姿勢を整える時間を生活に組み込むことが、疲労の蓄積を防ぎ、深い睡眠へ導く最も効果的な方法です。

習慣化の科学とRelizeのアプローチ

行動科学の研究によると、新しい習慣が定着するまでに平均66日ほどかかるとされています。
Relizeでは、この「習慣化曲線」を踏まえ、短時間でも反復できる“3分メソッド”を提案しています。
夜勤明けの帰宅直後、または出勤前の着替えの前後など、既にある生活動作に組み合わせて行うことで、脳はそれを「自然なルーティン」として記憶します。
この方法なら、忙しいシフト勤務者でも無理なく続けられます。

ピラティスを継続する最大の利点は、体調の波が安定することです。
「前回より呼吸が深くできた」「昨日より眠りが深かった」といった小さな変化を積み重ねることで、体のリズムが“自己調整できる状態”へと変わっていきます。
Relizeのインストラクターは、その経過を数値と体感の両面で記録し、あなたの勤務サイクルに合った調整法を一緒に設計します。

実践事例から見る変化

ピラティス&コンディショニング リライズ(Relize)には、徳島市内を中心に、鳴門・阿南・小松島など県内各地の病院勤務・介護職・製造業・看護師など、シフト勤務を続ける方々が多く通われています。

勤務時間が昼夜で入れ替わる生活のなかでも、「体を根本から整えて、疲れにくい体で長く働きたい」という想いは共通しています。
ここでは、実際にRelizeでパーソナルピラティスを体験した方々の声を紹介します。

ケース①:夜勤後の腰の重さが軽くなり、朝の目覚めが改善(徳島市・30代女性/看護師)

夜勤と日勤を繰り返す生活で、慢性的な腰の重だるさと睡眠の浅さに悩んでいたAさん。
マッサージを受けてもすぐ戻ってしまい、根本改善を求めてRelizeへ。

「体験レッスンで、腰の痛みが“骨盤の傾きと呼吸の浅さ”から来ていると知って驚きました。
レッスン後は呼吸が深くなり、夜勤明けの体の重さがやわらぎました。」

週1回・3か月の継続で、夜勤明けの睡眠の質が改善。
「短時間でも深く眠れるようになり、起きたときの体の軽さが違う」と実感しています。

ケース②:肩と首のこりが減り、夜勤中の集中力が上がった(鳴門市・40代女性/医療事務)

深夜勤務が続くと肩や首のこりが強く、勤務中も頭が重く感じていたBさん。
「疲れても座りっぱなしで、呼吸が浅い状態が続いていました」と振り返ります。

ピラティスを始めてからは、肩甲骨を動かす感覚と呼吸のリズムを意識できるように。
「仕事中も肩の位置を意識できるようになり、こりが減りました。
以前より頭が冴えて、夜勤中の判断ミスが減った気がします。」

現在も週1回ペースで継続中。
「夜勤を乗り切るには体のケアが不可欠。ピラティスは私の“勤務リズムの一部”です」と話しています。

ケース③:姿勢と呼吸が整い、ぐっすり眠れるように(阿南市・20代女性/介護士)

夜勤後になかなか眠れず、疲労感が抜けないと悩んでいたCさん。
「夜勤明けでも頭が冴えてしまい、寝たいのに眠れないことが多かった」と話します。

リライズでは、呼吸のリズムと体幹の安定を意識したセッションを実施。
数週間で「呼吸が深くなり、寝つきが早くなった」と変化を感じ始めました。
「朝起きても体が軽く、腰のだるさがなくなりました。体だけでなく、気持ちも安定してきたように感じます。」

現在では、夜勤の前後に自宅で3分間の呼吸ピラティスを取り入れ、
「睡眠リズムを整える習慣」として生活に定着しています。

ピラティス体験前後の比較例

ピラティスが仕事の「質」を変える

これらの体験に共通しているのは、
「疲れや痛みが減った」だけでなく、仕事中の集中力とパフォーマンスが明確に向上したという点です。

ピラティスによって体の軸が安定すると、呼吸が深くなり、自律神経の切り替えがスムーズになります。
その結果、夜勤中の集中力が続きやすくなり、判断の精度や作業効率が上がります。
また、姿勢が整うことで血流が改善し、疲労物質の蓄積が減少。長時間の勤務でも体の重だるさを感じにくくなります。

Relize式ピラティスが目指すのは、単なる「運動」や「リラクゼーション」ではありません。
シフト勤務という厳しい環境でも、安定した体調と質の高い睡眠を維持し、日々の仕事を持続可能にする“働くためのスキル”です。

不規則な勤務を乗り越えながら、自分の体を整える力を身につけること。
それは、未来の自分への確かな投資であり、長く健やかに働き続けるための最も現実的な健康戦略です。

よくある質問

Q夜勤明けやシフト勤務でも通えますか?時間が合うか不安です。
A


はい、問題ありません。リライズでは夜勤明け・日勤前・休日など、勤務時間に合わせてレッスンを柔軟に調整できます。
「夜勤後に体をリセットしたい」「出勤前に集中力を上げたい」など、それぞれの勤務リズムに応じたプログラムを提案しています。
徳島市内・近郊からのアクセスも良く、短時間でも効果を実感できる内容です。

Q睡眠の質を上げたいのですが、ピラティスで本当に変わりますか?
A


はい、変わります。ピラティスの深い呼吸は副交感神経を活性化し、入眠をスムーズにします。
また、姿勢が整うことで首や肩の緊張が緩み、血流が改善。体がリラックスしやすくなります。
リライズでは、夜勤明けや不規則な生活リズムの方に合わせた「睡眠改善プログラム」を実施しています。
実際に「夜勤後でもぐっすり眠れるようになった」との声が多く寄せられています。

Q他のピラティススタジオとRelizeの違いは何ですか?
A


最大の特徴は、理学療法士による身体評価と、勤務リズムに合わせた個別カスタマイズです。
徳島のリライズでは、姿勢・筋バランス・呼吸の癖を分析し、夜勤前後など特定の時間帯に最適な動きを提案します。
さらに、スタジオの照明や音環境も副交感神経を整える設計になっており、体だけでなく「眠りの質」まで整えることを目的としています。

徳島で始めるなら──Pilates&Conditioning Relize

  • 住所:徳島県徳島市福島2丁目2−4 山内ビル1F
  • 営業時間:9:00〜21:00(最終受付20:00)
  • アクセス:JR徳島駅から車7分/無料P2台/自転車置き場あり
  • 体験料金:通常6,000円→ 10・11月・12月限定4,980円
  • 特徴:理学療法士が姿勢・動作を分析し、パーソナルメニューを提案

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寄稿者

森本 綾那

森本 綾那

ピラティスインストラクター / 理学療法士

理学療法士として13年間勤務し、医療現場でのピラティスアプローチや産前・産後の骨盤ケアに関心を持ち、2018年にピラティスインストラクターを取得。7年の施術経験を活かし、細やかな気配りと丁寧な指導で、お客様一人ひとりに寄り添います。特に、確実に成果を出したい女性におすすめ!姿勢や体の使い方を細かくチェックし、無理なく理想の状態へ導くレッスンが好評です。産前・産後のケアはもちろん、肩こり・腰痛などの慢性的な不調の改善もサポートします。