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マシンピラティスとマットの違い|徳島で失敗しない選び方

マシンピラティスとマットの違い

「ピラティスを始めたいけれど、マシンとマット、どちらがいいのか分からない」。体験レッスンの予約フォームを開いたまま、指が止まる。そんな声を、徳島市の当スタジオでもよく聞きます。

マット1枚で始められるレッスンと、大きな器具を使うレッスン。同じ「ピラティス」という名前なのに、見た目も値段もまるで違います。検索して出てくる情報も、サイトによって言うことが少しずつ違う。だからこそ「結局、自分はどちらを選べばいいのか」が分からないまま、申し込みボタンの前で止まってしまう方は少なくありません。

特に迷いが深くなるのは、腰やひざに痛みがある方、手術のあとで運動を再開したい方、産後で体力に自信がない方です。無理をして悪化したらどうしよう——その不安を抱えたまま、価格やアクセスだけで決めてしまう方を、現場で何度も見てきました。

調べれば機能の違いはいくらでも出てきます。けれど本当に知りたいのは、機能の一覧ではなく「痛みのある自分は、どちらから入るべきか」のはずです。そこを軸にして整理します。

結論からお伝えします。マシンとマットを分けるのは、価格でも見た目の派手さでもありません。今のあなたの体が、自分の体重を安全に支えられる状態かどうかです。徳島県徳島市でパーソナルピラティスを提供するPilates & Conditioning Relize(リライズ)の理学療法士の視点から、機能の違いと、体の状態別の選び方を整理してお伝えします。

マシンピラティスとマットピラティスは何が違うのか

両者の違いは、動きを補助する器具があるかどうかです。マシンピラティスとは、リフォーマーなどの専用マシンに備わったバネやプーリーの抵抗を使い、体を正しい軌道へ導きながら行うピラティスです。マットピラティスとは、床に敷いたマットの上で、自分の体重だけを負荷として行うピラティスです。

リフォーマーには、動きに応じてバネの本数を変えられる仕組みがあります。バネを弱めれば負荷は軽くなり、強めれば重くなる。同じエクササイズでも、体力や筋力に合わせて強度をほぼ無段階に調整できるのが最大の特徴です。マットには、その調整機構がありません。負荷は常に、自分の体重そのものです。

もうひとつの違いが、姿勢のサポートです。マシンにはストラップやバーがあり、体が正しい軌道から外れそうになると、器具の抵抗がそれとなく修正してくれます。マットには支えがありません。姿勢を保つのも、動きを止めるのも、すべて自分の筋力です。この2つの違いを整理すると、次のようになります。

項目マシンピラティスマットピラティス
負荷の源リフォーマー等のバネ・プーリー(調整可能)自分の体重(調整の余地が小さい)
姿勢のサポートマシンのフレームとストラップが軌道を誘導する支えがなく、自力で姿勢を保つ
初心者への入りやすさ弱いバネから始められる体幹が育つ前は代償動作が出やすい
得意な段階術後・産後・運動未経験など基礎づくりの段階体幹がある程度育った後の維持・強化段階
場所・持ち物専用スタジオと専用マシンが必要マット1枚あれば自宅でも可能

この表を見ると分かる通り、どちらが優れているという話ではありません。役割が違うだけです。土台を作る時期にはマシンが向き、土台の上に自分の力で積み上げる時期にはマットが向く。順番の問題として捉えると、迷いがだいぶ整理されます。

マシンピラティスとひとくくりに呼ばれていますが、実際にはリフォーマーのほかにも、キャデラックやチェアといった種類のマシンがあります。徳島の一般的なスタジオではリフォーマーを中心に、必要に応じてキャデラックを併用するところが多く、当スタジオでもこの組み合わせでプログラムを組んでいます。

「マットは安い、マシンは高い」ではない理由

マットのレッスンが安く、マシンが高いというイメージは、半分正しく半分は誤解です。金額を分けているのは器具の種類ではなく、指導形態——グループかパーソナルか——であることのほうが多いのです。

レッスンの価格を決める軸は主に2つあります。器具と、指導形態です。同じマットのレッスンでも、10人前後で受けるグループレッスンと、担当者を独占するパーソナルレッスンでは、1回あたりの単価がまったく違います。マシンも同じです。複数台のマシンを並べたサーキット型のグループレッスンもあれば、1台のマシンを1対1で使うパーソナルレッスンもあります。

つまり「マット=安い・マシン=高い」という整理は正確ではありません。正しくは「グループ=比較的安い・パーソナル=比較的高い」であり、器具の種類はその中でどちらの形態を選ぶかによって決まる、という順番です。体に不安がある方ほど、器具の種類より先に、指導形態を確認したほうが失敗しません。フォームを直してもらえるかどうかは、器具ではなく、担当者が自分だけを見てくれるかどうかで決まるからです。

グループレッスンでは、講師1人に対して受講者が10人前後いることも珍しくありません。腰やひざに痛みがある方が「今の動き、本当に大丈夫でしょうか」とその都度質問するのは、現実的に難しい環境です。体に不安がある時期は、価格やマシンの有無より先に、質問しやすい距離感かどうかを選ぶ基準に加えてください。

体に不安がある人はどちらを選ぶべきか

腰痛、ヘルニアや脊柱管狭窄症の術後、膝痛、高齢での運動再開、産後——体に不安がある方には、基本的にマシンピラティスをおすすめします。理由は、負荷を最小からコントロールできることと、姿勢の軌道をマシンが誘導してくれることです。

腰痛・ヘルニア術後の方

マットの上でうつ伏せや仰向けから起き上がる動作は、負荷の高い部類に入ります。体幹を支える筋肉が十分に働く前に、腰を反らせたり勢いを使ったりする代償動作が出やすいためです。マシンなら、ストラップとバネが体を支えてくれるので、腰に不安がある状態でも負荷を最小限に絞ったところから始められます。特に椎間板ヘルニアの術後は前屈の角度に制限がかかっていることが多く、マシンで角度そのものを管理しながら進めたほうが安全です。

膝痛・変形性股関節症の方

マットのレッスンには、膝立ちや四つ這いの姿勢を長く保つ種目が多く含まれます。マシンでは、リフォーマーのキャリッジ(可動する台)に体重の一部を預けたまま動けるため、膝への荷重を抑えながら股関節や体幹を鍛えられます。変形性股関節症の場合も考え方は同じで、体重をかける角度をマシン側で管理できるかどうかが、痛みなく続けられるかを左右します。

運動経験がほとんどない高齢の方

マットのプランクやサイドプランクは、体幹の筋力が育つ前は姿勢を保つこと自体が難しく、フォームが崩れたまま数をこなすと、狙った筋肉ではなく別の部位に負担が集中することがあります。マシンなら、バネの補助でそもそも崩れにくい状態を作れます。運動経験がまったくないまま70代を迎えた方でも、弱いバネから始めれば、初回から安全に動かせる範囲は必ずあります。

産後の方

産後は、出産で伸びた腹直筋や骨盤底筋が回復しきっていない時期です。この状態でマットの腹筋種目に取り組むと、お腹の正中線が横に開いたままになる腹直筋離開が悪化することがあります。当スタジオでは、産後ケアを担当する理学療法士の森本が、まず姿勢と呼吸の評価から入り、マシンで骨盤まわりの土台を整えたうえで、段階的にマットの動きへ移す順番を組んでいます。帝王切開の場合は傷の回復にさらに時間がかかるため、開始時期の見極めはより慎重に行います。

状態別の向き不向きを一覧にまとめました。

状態・目的向いている選択理由
腰痛・ヘルニア術後マシンストラップとバネが軌道を支え、負荷を最小から調整できる
膝痛・変形性股関節症マシンキャリッジに体重を預けられ、膝への荷重を抑えられる
産後6ヶ月程度までマシン→段階的にマット腹直筋・骨盤底筋の回復に合わせて負荷を上げる必要がある
運動経験なし・高齢マシンフォームが崩れにくく、正しい軌道を体に覚えさせやすい
姿勢・体型維持の継続段階マット体幹の土台ができた後は、自重でのコントロールが効果的
自宅でも継続したいマット道具がいらず、生活に混ぜ込みやすい

当スタジオ、Pilates & Conditioning Relizeは在籍するスタッフ全員が理学療法士です。誰が担当しても、医学的な視点で「今日、どこまで動いていいか」というラインを引いたうえでプログラムを組めるのは、この体制があるからです。体験レッスンでは必ず、姿勢・可動域・左右差・呼吸・体幹の状態を評価してから、マシンとマットのどちらを、どの負荷で始めるかを決めます。痛みが出た瞬間には、その場で代替動作に切り替えます。評価は初回だけで終わりではありません。1ヶ月ごとに体を再評価し、可動域や痛みの変化に合わせて、マシンとマットの配分やバネの強さを組み替えていきます。

「マットが向かない人」の具体像

マットが向かないのは、自分の体重を支えるだけで精一杯になってしまう段階の方です。次のいずれかに当てはまる場合、マットのレッスンから始めると、狙った効果より先に痛みや違和感が出やすくなります。

  • 四つ這いや膝立ちの姿勢を30秒キープすると、腰や膝に痛みが出る
  • 仰向けから起き上がる動作で、首や腰に力みが入っている自覚がある
  • 手術から3ヶ月以内で、運動の許可は出ているものの強度の目安は聞いていない
  • 産後で、骨盤まわりにまだ違和感や引きつりが残っている
  • 運動経験がほとんどなく、自分の姿勢が正しいかどうか判断できない

これらに当てはまったとしても、マットのレッスンが劣っているという意味にはなりません。ただ、体重を支えられる土台ができる前にマットへ進むと、狙った筋肉ではなく、腰や首といった代償しやすい部位に負担が逃げます。順番の問題です。マシンで土台を作ってからマットに移る、あるいはマシンだけで十分な効果を得る。どちらの道を選ぶかは、体の状態を確認してから決めれば十分です。マシンだけを続けて姿勢や体型の変化に満足し、マットへ進まないまま通われる方も珍しくありません。それも正解のひとつです。

徳島の料金相場と失敗しない選び方

料金の相場は、器具ではなく指導形態でおおむね決まります。徳島市内のスタジオを見渡すと、グループのマットやサーキット型レッスンは月4回で8,000円台〜13,000円台程度、マシンを使ったパーソナルレッスンは月4回で25,000円〜33,000円程度が目安です(各スタジオが公表している料金をならした概算で、時期やプランによって変動します)。

当スタジオ、Pilates & Conditioning Relizeの料金は、この相場感の中で次のように設定しています。

プラン料金
体験レッスン6,000円(ホットペッパービューティー経由なら2,980円〜)
単発パーソナル(60分)7,700円
6回券45,000円
12回券85,800円
入会金なし

キャンペーン価格は時期によって変動することがあります。最新の金額はご予約ページでご確認ください。月々の金額だけでなく年間でのコストを比べたい方は、別のコラムで詳しく整理しています。

もうひとつ、回数券を検討するときに見落とされやすいのが有効期限です。12回券を買っても、期限内に通いきれなければ1回あたりの単価は上がります。仕事の繁忙期や家族の予定を思い浮かべて、月に何回なら現実的に通えるかを先に決めてから、券種を選んでください。

料金を比べるときは、月謝やチケットの金額だけでなく、入会金・年会費・更新事務手数料の有無まで確認すると失敗が減ります。当スタジオは入会金も年会費もいただいていません。体験時にご案内する金額が、そのまま総額です。

料金だけで選ぶと、体に不安がある方ほど遠回りになりがちです。安いグループのマットレッスンに飛び込んで、フォームを直してもらえないまま痛みが再発し、結局その後にパーソナルへ移る——という相談を、これまで何度も受けてきました。最初にかかる金額の大小より、今の自分の体に、その負荷とその指導密度が合っているかを基準にしたほうが、結果的に近道になります。詳しくは徳島でピラティスは高い?年間コスト比較もあわせてご覧ください。

結局どちらを選べばいいか──3つの判断基準

ここまでの内容を、3つの判断基準に絞ります。①体に痛みや術後などの不安があるか、②運動経験があるか、③器具より先に指導形態を優先したいか。この順番で自分に問いかけると、答えは自然に絞れます。

体に不安があるなら、まずマシンを選ぶ

痛みがある、手術のあとである、運動経験がほとんどない。このいずれかに当てはまるなら、最初の入り口はマシンにしてください。負荷を最小から調整できることと、姿勢の軌道を支えてもらえることが、安全に体を動かし始めるための土台になります。

経験者・維持段階なら、マットも選択肢になる

すでに数ヶ月マシンで体幹の土台を作った方や、もともと運動習慣がある方は、マットのレッスンも選択肢に入ります。器具の補助がない分、自分の力だけで姿勢を作る感覚が磨かれ、日常の動作にも変化が出やすくなります。マシンでの体の変化を実感された方の話は、マシンピラティスで体型が変わったでも紹介しています。

迷ったら、器具より指導形態で選ぶ

それでも決めきれない場合は、器具ではなく指導形態で選んでください。特に初めてピラティスに取り組む方には、グループより先にパーソナルをおすすめしています。理由は、フォームの崩れをその場で直してもらえるかどうかが、最初の数回で結果を左右するからです。この点は初心者こそパーソナルを選ぶ理由で詳しく書いています。

想像してみてください。新町川沿いを、腰をかばうことなく気持ちよく歩く自分。眉山のロープウェイ乗り場までの坂道を、息を切らさず上る自分。体は、始める段階さえ間違えなければ、年齢や術後であっても変わっていきます。

よくある質問

Qマシンとマットの両方を組み合わせることはできますか?
A

できます。多くの方が、マシンで体幹の土台を作ったあとに、マットの動きを少しずつ取り入れる形で進めています。順番は理学療法士が体の状態を見ながら一緒に決めますので、ご自身で判断する必要はありません。すでに他のスタジオでマットを経験している方でも、体の評価から始めるので安心してご相談ください。

Q運動経験がまったくなくても大丈夫ですか?
A

大丈夫です。むしろ運動経験がない方こそ、負荷を弱く調整できるマシンから始めることをおすすめしています。当スタジオはマンツーマンなので、初回から動きの説明を一つずつ確認しながら進められます。

Q整形外科で手術を受けたあとですが、いつから始められますか?
A

医師から運動の許可が出ていることが前提です。可否や開始時期は術式や経過によって個別に異なるため、体験レッスンで姿勢や可動域を評価したうえでご案内します。整形外科からの紹介にも対応しており、医師の指示内容を踏まえてプログラムを組みます。担当スタッフは全員理学療法士なので、術後の注意点についてもその場でご質問いただけます。

Q駐車場はありますか?
A

福島店・田宮店(Relize Melt)ともに駐車スペースをご用意しています。詳しい場所はご予約後にご案内します。

ビフォーアフター・口コミ

徳島で始めるなら──Pilates&Conditioning Relize

マシンとマットのどちらが合うかは、体験レッスンで体を評価すればほぼその場で分かります。徳島でスタジオを探すなら、器具の種類だけでなく、レッスン前に体を評価してくれる場所を選んでください。

Pilates & Conditioning Relize(福島店)

  • 徳島県徳島市福島2丁目2-4 山内ビル1F 南側テナント
  • 電話:080-2348-4760
  • 徳島駅から車で10分/駐車場あり
  • 代表の吉成が、アスリートから運動未経験の方まで幅広く担当します

Relize Melt(田宮店)

  • 徳島県徳島市北田宮4丁目3-8
  • 電話:070-9440-2067
  • JR佐古駅から田宮街道方面へ。阿波銀行 田宮支店を少し過ぎた道路反対側、カラーズヘア様の隣/店舗前に駐車場3台
  • 営業時間 10:00〜21:00(最終受付20:00)/定休日 日曜・祝日

ご予約方法

初回は体験レッスンからご案内しています。ご予約時に「気になっている症状」や「マシンとマットどちらが気になるか」をひとことお知らせいただけると、当日の評価がスムーズです。もちろん、当日に直接お話しいただく形でもかまいません。

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寄稿者

脇本 哲汰

脇本 哲汰

ピラティスインストラクター / 理学療法士

理学療法士として神経難病の病院で2年間勤務し、パーキンソン病をはじめとする神経疾患で悩む高齢者のリハビリを担当。姿勢の改善効果があるピラティスに興味を持ち学び、病院での経験を活かしてお客様一人ひとりに合わせた運動プログラムを提案し、トレーニングやコンディショニングまで丁寧に指導します。パーキンソン病など神経疾患へのアプローチ、姿勢改善・ピラティスに強みがあり、怪我のリスクが低い運動で誰でも取り組みやすいレッスンを心がけています。

店舗情報

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Access

店舗アクセス

Relize Melt(田宮店)

徳島県徳島市北田宮4丁目3-8

070-9440-2067

JR佐古駅から田宮街道方面へ。店舗前に駐車場3台あり。